イタリアの賃貸

日本人には馴染みの無いイタリアの賃貸事情は意外な事実に溢れています。イタリアは歴史の国ですから、とにかく立派な物件が多く、築年数に限らず装飾が施されています。ですから日本人であれば一目で築年数を把握することはできないでしょう。中には数百年という物件もあり、それらは文化財として大事にされています。この根本的な姿勢が影響して、古い物件であろうがそれなりの価格を維持しているのがイタリアの特徴です。当然それは家賃にも影響しており、ニューヨークと同じく、ローマで若者が1人で賃貸物件を借りるのは難しいとされます。当然シェアする人が多いのですが、これは大学等も支援しているシステムなのが面白いところです。大学の掲示板を見ると、自分とシェアしてほしいという広告が出されているのです。では物件をどう探すのかというと、これは難しくありません。地域の不動産会社に相談すれば教えてくれますし、ネットでも見つけることが出来ます。仲介手数料は国の別を問わず存在するようで、イタリアでも年間賃料の15%を払わなければなりません。この手数料が大事になるのは、大家の悪だくみを防ぐからです。もし仲介会社を通さずに契約すると、家賃を上げられる可能性があるのです。ですから初めから不動産会社を通した方が無難です。イタリアの賃貸の特徴は他にもあって、例えば光熱費は家賃の支払いで済ませることが出来ます。個人的に払うことも出来るようですが、冬の暖房費が高額になるケースが多く、避けた方が良いかもしれません。イタリアはそもそも寒いので、物件の内見時に窓を調べておくのは鉄則になっています。